宇宙航空研究開発機構

研究所一般公開

先月4月23日(日)に、研究所の一般公開が行われました。
毎年この時期に、科学技術週間イベントの一環として、航空宇宙技術研究センタ(調布本社、飛行場分室ともに)の施設を開放します。たくさんの方にご来場いただき、研究所で日頃行っている研究内容を知っていただける貴重な機会です。

2月18日(土)に、種子島からH2Aロケット9号機の打ち上げが予定されています。その打ち上げの後方支援のため、今日は研究所からビーチが種子島に向けて出発しました。
途中、高知空港を経由して、天候が悪くなければ明日16日に種子島に到着する予定です。

出発前のビーチクラフト。前回はヘリコプタMHと一緒でしたが今回はビーチのみの出張です。
この日、調布の天候は良かったのですが、西から天気が崩れ、行き先の高知は既に雨になっていました。

昨日に続き、ヘリコプタ21ME実験@龍ヶ崎をレポートします。


今回のシュードライト実験中、実はもうひとつ別の実験も同時進行していました。それは「ホバリングディスプレイ評価実験」。

21MEでは、コックピットの計器板にあるディスプレイを後席から操作することができます。今は、実験対象であるホバリングディスプレイが表示されています。

今日からヘリコプタ21MEを使った実験が始まりました。場所は龍ヶ崎飛行場(茨城県)、期間は28日(土)まで。実験項目は「第1回疑似準天頂衛星飛行試験」。
宇宙の衛星から届く電波をもとに、地上の位置をわりだすGPSは、ご存知のように既に広く活用されている技術ですが、衛星を宇宙空間に打ち上げることは大変な費用と労力と時間を要します。

向こうには小型機が何機も見えます。ここ龍ヶ崎飛行場は、定期便はなく、主に操縦訓練に使用される飛行場です(滑走路1本、800m、08/26)。

明日から茨城県は龍ヶ崎市にある龍ヶ崎飛行場で、ヘリコプタを使った実験が始まります。
今日はハンガーでその準備。
固定翼と異なり、回転翼の持つ特徴に"振動"があります。これは、機体外の風や機体速度、機体重量に影響されて発生する振動です。回転翼であれば多かれ少なかれ、どの機体にもこの特徴があります。

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