WEATHER-Eye(気象影響防御)技術

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2017年3月3日

新千歳空港で意見交換を行いました。

2017年1月20日、新千歳空港を訪問し、WEATER-Eyeに関する意見交換を行いました。JAXAからは、次世代航空イノベーションハブやWEATHER-Eye技術の紹介を行いました。特に、滑走路上の積雪状態を観測する氷雪センサーについては、北見工業大学で行っている試験の様子や今後の予定など、詳細に説明を行いました。意見交換の中では、除雪方法や除雪を開始するタイミングなど現状の除雪方法はどのようなものか、また、除雪判断にはどのような情報が必要なのかといった質疑応答が行われました。
空港関係者側からは、誘導路における積雪監視の重要性といった貴重なご意見のほか、氷雪センサーを早期に実用化して欲しいなどの要望もいただいたほか、実際の氷結防止剤散布車や除雪車などの施設も拝見させていただき、研究開発を進めるうえで貴重な体験となりました。
このように実際に実用化した技術を使用する方々にご意見をうかがうことで、ユーザーのニーズをくみ取り技術をより使いやすいものにする努力を継続していきます。