Flight test facilities
飛行試験設備

JAXAの飛行試験設備には、飛行実証を実施する「実験用航空機」、実証の前に地上で事前検討を行う「飛行シミュレータ」、飛行実証の拠点となる「飛行実験基地」があります。

地上において「飛行シミュレータ」により十分に事前検討・確認した後に、「実験用航空機」を用いて最終確認としての飛行実証を実施することにより、開発した新技術の実用性を確認することができます。この飛行実証を行う際に拠点となるのが「飛行実験基地」で、JAXAは、調布航空宇宙センター飛行場分室と名古屋空港飛行研究拠点のほか、大規模な飛行実験の際には、北海道にある大樹航空宇宙実験場を使用しています。

実験用航空機

幅広い高度、速度や、さまざまな飛行特性に応じた飛行実証を行うことができるよう、BK117C-2(ヘリコプター)、MuPAL-α(プロペラ機)、飛翔(ジェット機)、計3機の実験用航空機を保有しています。

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飛行シミュレータ

飛行シミュレータを利用することで、高い安全性を確保しつつ、より少ないコストで航空機に関するさまざまな実験や評価研究を行えます。固定翼機型と回転翼機型の2つがあり、目的に応じた実験環境を構築できます。

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飛行実験基地

実験用航空機(飛翔、MuPAL-α、実験用ヘリコプター)にはそれぞれ拠点となる基地があり、そこをベースとして飛行実験を行います。また、大規模な飛行実験の際は北海道の実験場を使用しています。

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