空旅のユニバーサルデザインに関する研究開発
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- 2024年1月30日
- “ユニバーサルデザインの空旅”を実現する革新的な機内バリアフリートイレの提案
2025年3月10日
「メタモルフィック・ラバトリー」がiF DESIGN AWARD 2025を受賞
2025年2月26日、JAXAと株式会社ジャムコの提案する「メタモルフィック・ラバトリー」は、優れたデザインと品質の証を示すアワードとして世界的に知られる、iF DESIGN AWARD 2025を受賞しました。
ドイツ拠点のiF International Forum Designが主催するif DESIGN AWARDは、デザインの重要性、社会的意義と影響に重点を置いた70年以上の歴史ある賞です。66の国と地域から集まった約11,000件の応募デザインの中から、「メタモルフィック・ラバトリー」は131名のデザイン専門家で構成される審査員に評価され、今回の受賞となりました。特に、本コンセプトの「アイディア」について、非常に高く評価されました。
「メタモルフィック・ラバトリー」は、限られた空間を効率的に活用する拡張式の航空機用バリアフリートイレのコンセプトです。これまで狭いためにラバトリー(機内トイレ)を利用できなかった全介助が必要な方であっても、地上のトイレと同じように介助者を伴ってラバトリーを利用できます。それだけでなく、乳幼児、発達障害児、オストメイトにも配慮した設計となっています。

メタモルフィック・ラバトリー(画像提供: 株式会社ジャムコ)とアワードロゴ

メタモルフィック・ラバトリーの機内設置イメージ(画像提供: 株式会社ジャムコ)
2025年3月10日更新