空旅のユニバーサルデザインに関する研究開発

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2025年3月3日

「メタモルフィック・ラバトリー」がIAUD国際デザイン賞2024において金賞を受賞

2025年2月28日、JAXAと株式会社ジャムコの提案する「メタモルフィック・ラバトリー」は、一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会 が主催するIAUD国際デザイン賞2024「未来への提案」部門において、金賞を受賞しました。

IAUD国際デザイン賞は、ユニバーサルデザインを対象としたアワードであり、ひとりでも多くの人が快適で暮らしやすいユニバーサルデザイン社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行っている団体・個人に授与されます。

「メタモルフィック・ラバトリー」は、限られた空間を効率的に活用する拡張式の航空機用バリアフリートイレのコンセプトです。これまで狭いためにラバトリー(機内トイレ)を利用できなかった全介助が必要な方であっても、地上のトイレと同じように介助者を伴ってラバトリーを利用できます。それだけでなく、乳幼児、発達障害児、オストメイトにも配慮した設計となっています。


メタモルフィック・ラバトリー(画像提供: 株式会社ジャムコ)と金賞ロゴ

メタモルフィック・ラバトリー(画像提供: 株式会社ジャムコ)と金賞ロゴ

>メタモルフィック・ラバトリーの機内設置イメージ(画像提供: 株式会社ジャムコ)

メタモルフィック・ラバトリーの機内設置イメージ(画像提供: 株式会社ジャムコ)

2025年3月3日更新