今日もすっきり晴れた空を飛んで、よいデータを取ることができました。
レーダチームが飛行前の準備をしている向こうでは、今日もお掃除。
ところで、うちの実験主任は頭に"超"が付くほどの晴れ男です。ここ数年、毎年おこなっているフィールド試験ですが、雨で飛べなかったことは一度もありません。今回も、降ったのは元々フライトが予定されていない日でした。週間予報を見て雨マークが付いていても、実験主任が一緒なら必ず晴れることは経験上わかっているので、何の心配もありません。ちなみに、すべての撤収が終わって熊本を去った翌日から2日間は雨の予報です。お見事!
本日で予定していた5回の飛行はすべて終了です。ヘリチームのみなさん、ご協力ありがとうございました!!
着陸レーダの実験にMuPAL-ε は欠かせない存在です。
ここ熊本でMuPAL-ε が駐機しているのは崇城大学空港キャンパスの格納庫です。以前は全日空のパイロット養成学校だった施設なので、YS-11が1機入ってもまだまだ余裕の広さがある格納庫です。
昨年、阿蘇外輪山で試験をしたいという話になったときに、熊本空港のそばに大学のキャンパスがあるという情報を総研本部の方からいただき、連絡を取ってみたところ格納庫と控え室を貸していただけることになったのです。
今日は格納庫の一角で、学生さん達が鳥人間コンテストに出場するための人力飛行機を作っていました。
フィールド試験の方は、航空機の離発着時間の少ない時間帯を狙って滑走路上でのデータ取得をおこないました。
赤丸の中が実験中のMuPAL-ε。滑走路上では天草航空が待機中。
[このページを共有]