宇宙航空研究開発機構


昨年来、ハンガーではMuPAL-αのエミュレーションが行なわれていました(平成18年12月22日実験用航空機レポート参照)。いよいよ今日は実機での実験フライトです。エミュレーションで合わせ込んだMuPAL-αのオートパイロット機能を、実際に空で確かめるフライトです。

MuPAL-ε 名古屋へ


MuPAL-εは今日、名古屋に向けて飛び立って行きました。
今回の名古屋入りの目的は、耐空証明検査のための整備です。
トーイングカーに引かれてεが出てきました。

MuPAL-εの2007年の初フライトは、イリジウム衛星通信システムの信頼性評価試験です。このシステムについては、実験用航空機レポートの2006.8.4日付けでその概要を、また2006.10.11、11.15日付けでこのシステムを用いた災害救援航空機情報共有ネットワーク(D-NET)の飛行試験について報告してきました。今回の試験は、この通信システムが実際の飛行中にどの程度の確実性で通信を行うことができるかを調べるためのものです。


MuPAL-αとεが揃って今日、2007年最初のフライトを行ないました。
ハンガーの扉が開きました。

2006年の実験用航空機たちの出番も今日で終了です。
新年に向けて、安全祈願もこめて機体には注連飾りがかけられました。

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