宇宙航空研究開発機構

MuPAL-ε@仙台空港

MuPAL-εは、今日から仙台空港で飛行試験を実施します。


■本日のフライト
9:45-12:00(2+15)、14:50-16:45(1+55)



仙台空港は、滑走路を2本持ち、国内線・国際線の定期便の他、航空大学校、海上保安庁の航空機も飛んでいる、非常に忙しい空港です。それら航空機の合間をかいくぐって、MuPAL-εが飛行しました。

今回の試験は、後方乱気流に関連する研究のためのものです。

MuPAL-ε、仙台空港へ

先々週はヒートアイランド現象計測のために東京上空を飛んでいたMuPAL-εですが、今週は別のミッションのため東北に向かいます。

今日11時前に、仙台空港に向けて調布飛行場を飛び立っていきました(その後、約1時間半で仙台空港に到着、着陸)。
予定では、まず今日から3日間仙台空港に、その後、岩手県大船渡市三陸町に9月4日まで滞在します。仙台空港では後方乱気流計測のためのフライト、三陸では大気球観測所(宇宙科学研究本部)で気球回収支援のフライトが予定されています。


浦安へリポートに行っていたMuPAL-εは、昨日午後に調布飛行場へ戻ってきました。今日は昼間12時30分から2時間半のフライトを1回行い、これがヒートアイランド現象観測の最終フライトとなりました。

■ヒートアイランド関連フライト一覧
・8/ 3(木) [慣熟] 16:15 調布 - 16:45 浦安
19:20 浦安 - 20:00 浦安
・8/ 4(金) [慣熟] 10:05 調布 - 10:25 調布
・8/ 7(月) 12:30 調布 - 15:05 浦安
・8/ 8(火) 3:10 浦安 - 4:10 浦安
・8/10(木) 12:25 浦安 - 15:10 調布
・8/11(金) 12:30 調布 - 15:00 調布


途中、台風の影響によりフライトが先送りになった日もありましたが、今日で無事ミッションは終了です。再来週からはまた別の実験が始まります。

汐留の高層ビル群と浜離宮恩賜庭園(手前)
本日から実験用ヘリコプタMuPAL-εを使ってヒートアイランド現象を観測する飛行試験が始まりました。
東京都港区の汐留地区を中心とする都心部と、都心部から北西方向の広域の観測に分けて飛行試験を実施します。

昨日、夜間飛行の後に浦安へリポートへ行っていた21MEが、再び調布へ帰ってきました。
今日はフライトの予定はなく、研究所のハンガーで実験準備作業が行なわれました。



機体が戻ってくるのを待っていた各実験の担当者が集まり、打ち合わせが始まりました。研究者、パイロット、整備士、実験機器操作員がそれぞれに意見を出し合い、最善策を探して検討が続きます。

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