シーズ探求事業

航空技術部門の研究開発プログラムの新分野や新規事業の創出を目指すなど、シーズ探求のための調査研究を行います。

極超音速推進技術の調査研究

JAXAは太平洋を2時間で横断できるマッハ5クラスの極超音速旅客機の技術を確立することを目指して研究開発を進めています。これまでに、世界に先駆けてマッハ4飛行環境でのエンジン運転実験を実施し、推進性能を取得しました。現在は、国内の大学と連携して、極超音速飛行実験(マッハ5)に向けた実験機の空力形状設計(風洞試験、数値シミュレーション)、耐熱構造設計、 飛行軌道解析などを進めています。さらに、液化水素燃料を効率的にエンジンに供給するための要素技術を研究しています。


健康と福祉のための航空機技術の開拓

ジェット旅客機は乗客が適度に快適であるように設計されていますが、体質や疾患、障がいによっては健康/福祉上の問題が生じます。健康面においては、与圧や空調、動揺/振動/騒音、長時間の座位など飛行中の機内環境が影響するほか、近年では感染症対策の重要性も増してきています。福祉面では機内設備といったハード面だけでなく、情報提供やコミュニケーション等のソフト面もアクセシビリティに影響します。
本研究では、耐空性基準を遵守しつつ、健康と福祉の観点から乗客乗員の輸送環境を改善する技術の研究・開発を行います。これにより、全ての人々が快適に飛行機移動できる未来の実現に貢献することを目指します。

2021年10月31日まで、健康と福祉という観点から、年齢、性別、体質、障がい、疾患にかかわらず全ての人が快適で利用しやすい飛行機移動を実現するために、飛行機利用に関するアンケートを募集しております。皆さまのご協力をお願い申し上げます。
アンケートは終了しました。

2021年8月27日更新