「第1回UTMシンポジウム」開催のお知らせ
現在、物流、災害対応、インフラ維持管理、測量、農林水産業など様々な分野で無人航空機(ドローン)の利活用が急速に進んでおり、産業、経済、社会に変革をもたらすこと(=空の産業革命)が期待されています。しかし、そのような世界を実現するためには、多数の無人航空機が操縦者の目視範囲を超えて自在に飛行できるようにならなければなりません。そこで必要とされているのが、ドローンの交通管理~UTM(UAS Traffic Management、運航管理システム)の構築です。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が進める「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」において「運航管理システムの全体設計」を担い、多数のドローンが目視外で運用される環境において、空域の安全はもとより利用効率など多様な要求を満たすための運航管理/飛行の方法(運航管理コンセプト)を具体化するとともに、それを実現するための仕組み(運航管理システムのアーキテクチャ)を設計しています。
ドローンやその運航管理に関心のある方々と、これらの研究成果を共有するとともに、UTMの目指すべき姿について議論することを目的として、「UTMシンポジウム」を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
※当イベントは終了いたしました。
開催概要
- 開催日
2019年3月27日(水) - 開催時間
13時~17時30分(開場12時30分) - 開催場所
東京大学弥生講堂 一条ホール ※外部サイトを表示します。
東京都文京区弥生1-1-1 - 主催
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) - 共催
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) - 参加費
無料(会費制懇親会あり) - 定員
250名 - 参加申し込み
下記サイトより、お申込みください。
URL: https://utmsymposium.peatix.com/
※事前申し込み制。定員(250名)となり次第締め切らせていただきます。
※事前参加登録の受付は終了しました。会場で当日の受付もいたしますので、直接会場までお越しください。 - プログラム
(敬称略)
13:00 | 開会挨拶 栗原 優子(経済産業省 製造産業局 産業機械課 ロボット政策室 課長補佐) 宮本 和彦(新エネルギー・産業技術総合開発機構 ロボット・AI部 プロジェクトマネージャー) 渡辺 重哉(宇宙航空研究開発機構 航空技術部門 次世代航空イノベーションハブ ハブ長) |
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13:20 |
基調講演 鈴木 真二(東京大学大学院工学系研究科 教授・JUTM代表) | ||||||||||||||||
13:40 | 運航管理コンセプト及びシステムアーキテクチャ 原田 賢哉 (JAXA 航空技術部門 次世代航空イノベーションハブ 研究領域主幹) |
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14:30 | 福島ロボットテストフィールドにおける実証試験 西沢 俊広(日本電気株式会社 未来都市づくり推進本部 マネージャー) |
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15:00 ~15:20 |
休憩 | ||||||||||||||||
15:20 | 飛行計画申請~承認プロセスのライブデモ プレンディンガー ヘルムト (国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授) | ||||||||||||||||
15:50 | パネルディスカッション 「UTMの将来展望 ~UTM×(AI+IoT+5G+Mobility)~」
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17:30 | 閉会挨拶 |
※講演の内容は、予告なく変更する場合があります。
2019年3月27日更新