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宇宙航空研究開発機構

実験用航空機

JAXAの実験用航空機は、我が国の飛行システム分野における実証研究を飛躍させることと、先進的航空技術の発展に寄与することを目的に開発されました。幅広い高度、速度や、いろいろな飛行特性に応じた飛行実証を行うことができるよう、ヘリコプター、プロペラ機、ジェット機の3機を保有しています。

JAXA実験用航空機の飛行範囲

実験用航空機 「MuPAL-α」

MuPAL-α

MuPAL-α(ミューパル・アルファ)のMuPALは、Multi Purpose Aviation Labolatory(多目的実証実験機)を表し、αはギリシャ語で「飛行機」を表す単語の頭文字を表します。
「MuPAL-α」は、母機であるDo228-202型機に、JAXAが開発したフライ・バイ・ワイヤー(FBW)操縦装置や、高精度のデータ収録装置など、飛行試験に必要な機器を組み込んだ飛行機で、インフライト・シミュレーション機能を備えています。
インフライト・シミュレーションとは、フライ・バイ・ワイヤー(FBW)操縦装置を用い、実際に飛んでいる航空機において別の航空機の飛行特性や乱気流中の運動などを模擬して行うシミュレーションのことです。

母機 ドルニエ式Dornier228-202型
種別 双発ターボプロップ機
発動機 ギャレット式TPE331-5-252D型×2基
寸法 全幅16.97m、全長16.56m、全高4.86m
最大離陸重量 6,200kg
乗員/同乗者(計測員) 2/5
最大巡航速度 200kt(370km/h)
最大運用高度 25,000ft(7,620m)

実験用航空機 「飛翔」

飛翔

ジェット機が主流である現在のニーズに対応し、またより高高度で高速な環境での宇宙航空の技術研究を支援するため、ジェットFTB(Flying Test Bed)「飛翔」を導入しました。母機であるセスナ式680型に、さまざまな計測装置やデータ収録装置を搭載・改造した機体です。

母機 セスナ式680型
種別 双発中型ビジネスジェット機
エンジン PW306C×2基
寸法 全幅19.30m、全長19.35m、全高6.20m
最大離陸重量 13,744kg
乗員/同乗者(計測員) 2/4
最大巡航速度 マッハ0.8
最大運用高度 14,326m
航続距離 5,273km

実験用ヘリコプター

実験用ヘリコプター

ヘリコプターは狭い場所でも離着陸できるため日本の国土事情に適しており、航空機の中でのヘリコプターの占める割合が海外と比較して突出しています。ヘリコプターの利用拡大に向けたヘリコプター飛行技術の開発に活用するため、現在、実験用航空機として改造中です。

母機 川崎式BK117C-2型
発動機 Turbomeca ARRIEL 1E2×2基
寸法 全幅11.0m、全長13.0m、全高3.96m
最大離陸重量 3,585kg
乗員/同乗者(計測員) 2/3
最大巡航速度 246km/h
最大運用高度 5,490m
航続距離 685km
ホバリング限界 3,734m(地面効果外)
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