情報提供の募集：航空機用電動ハイブリッド推進システム実証要素に関する情報提供要請（RFI）

トピックス一覧へ

ここ数年の航空機用電動推進技術の進歩は目覚ましく、数席級の小型機については既に実用化に向けた型式認証取得プロセスに入っている開発機もあり、将来は旅客機の推進系まで電動化の対象となる可能性が出てきています。一方で、長期的に増加する航空輸送需要により航空機由来のCO2排出量を抜本的に削減していくため、従来にない新技術（バイオ燃料、水素化、電動化等）の導入に関する検討が世界の航空業界で実施されています。日本国内では航空機の推進系電動化に必要となる要素技術（パワエレ、電池、モータ等）やそれらを構成する素材技術等について有力な技術を保有するポテンシャル企業が多数存在することから、JAXAにおける技術実証への協力を通じて、将来の航空機産業参入を視野に入れた研究開発が実施されることが期待されます。

本情報提供要請（RFI：Request for Information）は、JAXAにおける航空機用電動ハイブリッド推進システムの技術実証計画の検討を具体化・強化するため、大学・研究機関・民間事業者等が検討している新素材やコンポーネントに関する最先端の技術、知見、発想などを広く集めることを目的としています。今後、検討を具体化し、将来的に公募も視野に入れております。ただし、公募やRFP（Request for Proposal）が発出されることを約束するものではないことをご理解ください。

情報提供要請（RFI）説明会

情報提供要請（RFI）