乱気流事故防止機体技術の実証(SafeAvio)

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2015年7月13日

乱気流遭遇時の客室内への影響をシミュレーション

乱気流遭遇時、旅客機の客室内にどのような影響があるか、またSafeAvioで研究中の「機体動揺低減技術」により乱気流の揺れ(上下の加速度)が半減した場合の客室内への影響をシミュレーションしました。
下記映像の左が通常の乱気流遭遇時(最大約-0.7G)、右が半減した場合のシミュレーションです。
シミュレーションの結果、半減することにより、客室内への影響をほとんど抑えられることを確認できました。
このデータは、今後機体動揺制御技術の研究や、客室乗務員の操作手順の検討などに生かしていきます。

乱気流遭遇時の客室内のシミュレーション結果(62秒)左は通常の乱気流遭遇時の客室内。右は機体動揺低減技術で上下の揺れ(上下加速度)を半減できた場合の客室内。