スマートフォンサイトを表示

宇宙航空研究開発機構

ヒューマンファクタ技術

トピックス一覧へ

2017年4月5日

調布飛行場および名古屋空港において飛行試験を行いました。

2016年12月下旬から2017年1月中旬にかけて、株式会社島津製作所と共同で調布飛行場および名古屋空港においてJAXA実験用ヘリコプターを使った「パイロット視覚情報支援技術(SAVERH)の研究」の飛行試験を7回にわたり行いました。SAVERHは、災害救援や救急救命などのように夜間や悪天候時でも飛行しなければならない場面で、障害物などの情報をパイロットに提供することで安全な飛行を行うための技術です。

今回、カメラやセンサー類を統合したセンサーポッドに、わずかな光でも増幅してクリアな画像を得ることができるナイトビジョンシステム(NVS)や、レーザー光によって対象物との距離を計測するレーザー距離計などを搭載し、これらの装置が正しく動作するかどうかの評価を中心に試験を行いました。

計測した距離に基づいて
地表物の高さを算出・表示した
SAVERHの画面

天候不順の影響により、フライト回数は予定していた回数よりも少なくなりましたが、1回につき2時間前後の飛行を行い、水平飛行や旋回、上昇・下降、加減速などさまざまな状況で機器の動作確認や表示の確認を行いました。今後、試験で得られたデータを解析し、システムに改良を加えて信頼性を高めていきます。2017年度には、北海道大樹町での飛行試験も計画しています。

ページTOP