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宇宙航空研究開発機構

複合材料継手技術

国内においては、ボーイング787型機開発への参加により、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)など複合材料の継手技術は向上しているものの、重量やコスト面でまだまだ改善の余地はあります。日本が炭素繊維複合材分野において引き続き世界をリードしていくためには、複合材構造の強度を向上させ、重量を低減し、コストを削減できる、高効率な継手技術が必要です。
JAXAは、複合材料の継手に関する長年の技術の蓄積があり、解析・試験などの強度評価の設備・人材を有しています。そこで、新しい継手様式を構想し、新様式に最適な材料の組み合わせを選定、高い強度と信頼性を実現する継手を探求します。さらに製造性・組立性・修理性やコストなどバランス良く解決する継手を追求し、最終的に継手効率を既存継手から5%向上させることを目標します。
具体的には、従来の継手技術にとらわれない異材(例えば複合材料と金属)の結合に、異材界面の表面処理に対する新技術の採用や、継手金属部の冷間加工処理による圧縮歪みの挿入などのアプローチを採用することにより、静強度や疲労強度の向上させ継手効率を高めることを検討しています。

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